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概要
これは何
- スタートアップ数社の経営相談に乗って思うことをメモしたもの
誰向けの記事か
- 経営者
- 起業家
- 人事責任者
経営相談を なぜ 行うのか?
経営相談をするメリット
- 経営者が視座、現在地を正しく把握することができる
- 経営者の器=会社の器である
- 経営者が器を広げない限り大きな会社にはならない
- 自分の強み、弱みを把握し、経営効率を上げる
- 不得意なものは得意な人に任せるための意思決定をする
- 経営ボードが不得意なこともやっていて結局足枷になっているケースも多い。結果事業、会社が伸びない
- できなこと、やらないことを決めること
そのほか自己との対話、整理という観点で経営者コーチングも短期的にはおすすめ。
私が経営壁打ちを行っている理由
- 再現性のある経営の実現
- 継続的な成長への貢献
- アートな成長を遂げている会社の基盤を整えることが楽しい
- 無鉄砲、無計画で再現性のない経営から再現性のある強い会社づくりをするための一つのきっかけになること
- 失敗しないでもいいものはある
- 周りの自分が関わった経営者に同じような失敗をして欲しくないから
- 経営では不可逆な部分があるので不可逆な部分で公開してほしくないから
この他にもありますが、コーチングでこの辺りは本音として出てきたこと。これは他の記事でも書こうと思います。
経営者の悩み相談はどこでする?
相談相手がいるかで経営速度が変わる
- 私自身も自社以外に相談相手がいなかったが、早めに見つけておけばよかった
- 弊社は共同代表なのでもう1人のCEOと相談し合って解決してきた
- 徐々にボードメンバーが増えてきたので専門性を分割して、担当ボードに相談するようになった
- ボード同士で経営相談してやっていけないと中長期の経営は難しくなる
相談相手のおすすめはどんな人か
- 投資家、周りの起業家などにメンターを作って細かい相談をできるようにした方がいい
- 抽象度高いフィードバックではなく、段階的かつ具体的に問いをデザインしてくれる人が良い
- 抽象度が高いと気づくのが遅れるとスピードが遅くなるため、具体的であればあるほどそれを改善して経営に生かしていくことができるから
経営相談は無料できる?
- 前提
- 無料でやってもらうなら投資家に入ってもらう
- 有料なら以下のような方法で探していく
- 無料はそれなり
- 無料でやってくれる商工会議所などもあるが基本的なもの
- 最初は商工会議所で基礎的なことをインプットしてみるのも良い
- 資金繰り、税務、法務などそれぞれに相談する専門家が異なる
- 専門家も最初1回は無料でもその後から有料になるのが基本
- 経営、事業戦略などの相談には乗ってくれない
- 乗ってくれたとしても経営者・起業家が自分でやっているので、それ以上の事業の解像度には絶対にならない
- 「これまでこうであったよ」という占い的な感じにはなる
経営相談に税理士は乗ってくれるのか?
- 上記したようにあくまで税務部分を見てくれるということ
- 事業や経営に関してのアドバイス、フィードバックをくれるのはほぼいない
- 誰かを繋いでくれるということはあると思う
経営相談に乗ってくれるコンサルタント
おすすめの相談相手
- 経営経験がある、現在進行形で経営している方
- ファイナンス(それぞれの特徴、メリデメ、自社の方針を理解してくれる方)
- エクイティ、デッドの経験
- 組織規模どれくらいからどれくらいの経験か(自社のサイズに合った人に相談するべきである)
- 0-1
- 1-10
- 1-100
- 事業相談
- プロダクト、マーケティングでの0-1,1-10,10-100の経験者
おすすめしない
- 経営経験がない人、乏しい人
経営相談に乗っていること
- 基本的にはNotionをベースにしてタスク、何をやるかを整理する
- Notionの活用方法などを通じて組織にどのようなナレッジを蓄積するべきかをインストールする
事業、経営、組織づくり全般について総合的に相談に乗ってもらえる人は少ない。
特に「プロダクト開発組織の作り方、どのように作っていくのかに関して」は、自社サービスで強みとしている部分なのでぜひご相談いただきたい。
結局最後は実行
諸々整理したとしても最終的に実行しなければ何も意味がない。実行する時は決めたら最速で動いて、失敗から学ぶスピードをどれだけ早くできるか。