読了: 約 4 分

これはなに

  • 外部へなにかしらの発信することの意味、メリットを整理するためのもの

誰向けの記事か

  • 経営者、人事責任者
  • リーダー、マネージャー(中間管理職)
  • メンバー
  • 広報担当者

前提

発信力が高い=価値

  • スタートアップ・ベンチャー界隈では「記事・コンテンツを作れる人を採用しろ」と言われるくらいコンテンツ作り・発信力は重要であると考えられている
    • 言われる背景・理由
      • スタートアップの場合、人数も限られており、それが事業や会社の成長に直結しやすいから
  • 発信力・言語化力が高いことは価値であり、評価できる
    • 詳細は、メリットのところで記載。
    • 発信力が高い社員がいること自体が価値であるから。

企業的なメリット

  • 良い人を呼び込む力がある
    • 採用での自社の認知・興味を作ること
      • 経営、人事だけではなく現場もマネジメントであれば採用にコミットする必要がある
      • 結果、リーダー・マネジメント以上は発信力の高さは評価が高くなる
    • 自社サービスのユーザー獲得
  • 会社の内部のことを翻訳して伝えられる
    • 総合的なPR効果がある

そもそも発信とは何か

  • 発信する媒体
    • ブログ、note、SNS、他外部メディア、自社メディア、プレスリリース、etc…
  • 発信するもの
    • 記事コンテンツ、音声コンテンツ、イベント、ウェビナーなど

個人の仕事領域で発信内容はどうするか?

業務・タスクナレッジ

  • 仕事効率化の小技
    • Googleスプレッドシート
      • 関数
    • GAS
    • python
  • 業務上得た知識など
  • ビジネス
    • 事業立ち上げ
    • マーケティング
    • セールス
    • カスタマーサクセス
  • プロダクト開発まわり
    • 開発
    • デザイン
    • PM
    • データ分析

日々の学び

  • 小粒であまり進捗がなければ週一、月一で振り返りなど
    • チームを持っていれば
      • チームで得られたこと
      • チームを持っての自身の心境の変化、対応の変化気付き

事業観点

  • 得られたユーザーデータ
  • 事業の結果
  • お客様の声

組織観点

  • 組織の状態
  • 新しいメンバー
  • 新しい役員、上司

それぞれにおける課題

  • 理想、現状
  • 対応、未来

「発信することがない」と考える人は業務や役割を分解して、構造で捉えるようすると良い。

なぜ発信するのか?発信するメリットとは

発信した方が仕事の成果をあげる上でコスパがいいから

  • コスパ=実行に対しての成果をあげるスピード
  • スピードが速い=給与・評価が早く上がる
  • 給与・評価が上がる=生活が豊かになる、いろんなチャレンジができるようになる

継続的に市場価値が上がる

  • 例えば所属企業がIPOをする
    • 初期フェーズからいたとして、転職時や何かの時に「初期フェーズからIPOまでいました」と言ってもそのフェーズをただ過ごしたのか、主要人物としてプロダクトのグロースや事業・会社の成長に貢献したのか客観的な事実が薄い
      • 何かのリファレンスを取ればわかってもらえるが、プロセスをできるだけ公開した方が自身の市場価値を継続的に上げていくという点で効率が良い
        • 転職時だけのコミュニケーションは無駄が多い
    • 状況に応じて発信した方が信用度が高い
      • 終わった後ではなんとでも言えてしまい、本当かどうかがわからないから
市場価値が高い人はなにを意識してなにを実行しているか
これはなに人の市場価値について構成するものを整理したもの誰向けの記事か自分の市場価値がわからず不安な方市場価値について調べている方市場価値を上げたい方とにかく強くなりたい方この記事の目的社員に市場価
市場価値が高い人はなにを意識してなにを実行しているか

ロイヤリティをつけられる

  • 事業・プロダクト・個人キャリアの現状の発信が受けての共感を生む
    • 現状も合わせて発信すること共感
      • 同じことに悩んでいる人の共感を得たり、数歩先に行っているのであれば参考になります。と言われファンがつきやすい
      • 人は論理ではなく、共感(感情)でファンになる
    • =「ビジネスマン」としてのファンがつく
      • エンゲージメントの高いファンがいると、なにの業務をやっているかにもよるが売りやすい・成果をあげられるスピードが早くなる
      • 中長期自身がやっていることに対しての受け身(インバウンド)で自分の好きなことがやりやすくなる

言語化力が向上する

  • 人に見られること・読まれることを意識する
    • 読まれること、見られることを意識すると、伝える手段を考え始める
    • 結果、伝える力、情報を整理する力が身につき、マネジメントの効率化につながる
  • 自身が無意識的にやっていたことを整理して伝えられる
    • 思考を構造化できる
    • なにをやってきたか経験を整理できる
      • 個人のスキルやキャリアの棚卸しもできる
  • 言語化力があること=相手に合わせて、必要な情報やコミュニケーションを取ることにより、再現性のあるマネジメントができる
強い企業・組織・チームを作るための言語化の重要性
最近入社した社員や社外のビジネスマンの相談に乗っているときに「言語化力が高い」と言っていただく機会が増えてきた。「言語化力とは何か、なぜ高める必要があるのか、それで得られたメリットは何か」など自分の考えていることをまとめておきたい
強い企業・組織・チームを作るための言語化の重要性
チームの実行量を最大化するためにチームの体制・組織づくりで意識すること
これはなにチームの実行量を最大化する観点で、チームの人数・ミッション・スキル部分に関しての記事成果・結果=実行品質(チーム・個人の能力・スキル×思考力×実行の仕組み)×実行量(チーム人数+チーム体制×労働生産性)の公式の太字部分に
チームの実行量を最大化するためにチームの体制・組織づくりで意識すること

最後

発信は「才能がない人の武器」になるのではないかと思う。

社会人になると「自分はどうなりたいのか、何者かになれるのか」そんなことを考えるタイミングがくる。そして、自分より才能がある人に多く出会う。

自身に何かに突出した才能がなくても、少しずつ学んだことや経験、自身のプラスになったことを少しでもいいから発信していく。それを積み重ねることで少しでも前進していく。

毎日少しでも前進していると実感できているか、実感を得られるような工夫ができているかが大事なのではないだろうか。