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概要
これはなに
- NFT、Web3のインプット用の記事
目的
- NFT、Web3の概要を理解するため
- 今後の新規事業、経営コンサル、投資先相談などに利用するため
Web3・NFTの市場盛り上がりの感想
NFTビジネスの昨今
中島さんのツイートが参考になるのでこちらを
Web3の信者たちは「Web2.0 の時代は、全ての利益はGAFAに吸い取られてしまったけど、Web3の時代になれば消費者も利益を分かち合うことが出来る」と言いますが、その仕組みについてNFTを例にとって解説します。👇
— Satoshi Nakajima @NounsDAO 🇺🇦 (@snakajima) June 9, 2022
NFTビジネス・Web3ビジネスとマネタイズ
- 結局 toCの一般ユーザーが早く市場参入できて、儲かりそう/得ありそうは伸びる
- コインチェックなどメジャーな取引所からbinanceなどの草コインが取引される暗号通貨取引所の活用が広がった
- 儲けたい・お金になるということは行動の大きなドライバーになる
- 2017年後半の暗号通貨市場と同じ盛り上がりが戻ってきている
- ビジネスとしては5年前よりやや成熟してきて、プロダクトもできてきた
- 一部昔と違うのはAxis/stepnなどプロダクトが出てきている
- ブロックチェーンゲームから市場が伸び始めている
コンテンツビジネスにおけるブロックチェーン、NFT
前提:コンテンツビジネス*ブロックチェーンの昨今
- アニメ、音楽
- いくつか事例としては出てきてるがこちらも成功事例は生まれてきていない
- 芸能
- 一部ではNFTのチャレンジが進んでいるが成功例はあまり聞かない
ビジネスとして仕組みを利用した受託開発でマネタイズしている企業がいくつかあるようだが、プラットフォームになれるほどの企業はできてない。
Gaudiyは唯一大型調達を実施して展開

シリーズBで25億円の調達を実施したとリリースした。パートナーとして大手企業のロゴを掲載しているが、アニメ・音楽・映画・漫画など日本の主要なコンテンツ企業が並んでおり、なにかしらの展開を既に仕込んでいるようだ。この市況での調達は素晴らしい。
受託型で開発に慣れて、トークンを付与してもらう
受託
- 大手企業がWeb3、ブロックチェーン領域に参加したいときに受託ビジネスとして始めるケースが増えている
- いきなりサービス開発するよりも安定して伸ばせる
トークン付与
- 受託型のビジネスで開発を手伝った対価としてトークンをもらうケースが増えている
- stepnなどの類似プロダクトを開発して当てるより確実に会社としての基盤は作れる
唯一性が高いものが重宝される
- 消費の考え方の変化
- 大量生産から背景や理由を求める時代になった
- 特別なもの、少ないもの、意味があるものを欲しがる
- ファッションビジネス、アートビジネスでも同じような傾向がある
- ネットの強み
- 同時、共有、価値の向上
- インターネットの良いところを活かせるものp2p
- 商品や情報を流通させやすいのがインターネットのメリットであるが、ネットオークションのような形で希少価値が高いものをトレードしやすくなった
- 同時、共有、価値の向上
- オークションの出品物をどうするかがNFTビジネスの根幹になる
NFT・Web3事業の投資環境
Web3・NFTへの投資が進んでおり、VC/CVC各社ファンドを作ったニュースを発表し始めている。プロダクト・事業がなく、売上が立っていない状態から時価総額10億円を超えるようなバリュエーションで資金調達に動いている起業家がいるようだ。
海外展開を見据えたエンジェル投資家からの資金調達
海外展開を見据え、エンジェル投資家のみから資金調達して実装しようとする人が多いようだ。本当にリリースしてグロースさせることができるのか楽しみである。10億円で10%-20%でシードラウンドを実施して、1-2億円でプラットフォームやプロダクトが開発できるのか、そしてビジネスを展開できるのか相当難易度が高いように思えるが投資家はどのように考えているのか。
資金調達難が始まっている
2022年11月現在で、FTXの破綻を契機に株式・トークンでの調達が難しくなってきているようだ。知人の起業家によると20社これまであってこちらが良い条件を引き出そうと動いていたところ今は事業会社でブロックチェーン・Web3に興味があって乗り遅れているような企業からシナジーある出資を受けられるかどうかとのこと。