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最近会社の売り上げが順調に伸びてきて、オフィス移転やホームページをリニューアルした話をすると「羨ましいですね」と言われるようになってきました。別にこちら側は自慢しているわけではないのに受け手側の取り方によっていくらでも変な取られ方をしてしまうのだなと少しさみしい気持ちになったりします。経営して1年半経過して、この一年で大切にすることが明確になり、だいぶ言語化ができるようになってきたので今後誰かが入ってきた時の為に公開しておきます。
概要
経営をする上で大切にすること
- 事業
- 不確実性と向き合い続けることはできているか
- リスクと向き合い、応対できるチームが行う事業か
- 自分が長期的にできるものか、興味が途中で終わってしまうような規模や問題か
- 本質的に価値を提供できるものか
- マーケット規模は今のチームがやるに値するか
- 何を成したいか、何を大切にするか
- 経営
- 仲間と大きなチャレンジをできるか
- 一人ではなく、人を適宜人を採用し、事業を継続できる基盤構築ができているか
- 事業に再現性を持たせるために、ドキュメントを用意し、人の成長にコミットできるか
- 人の成長を促し、会社の成長に繋げられるか
- 信頼できるように、相手を信じ、向き合い続けることができるか
- 言わなければ、いけない時に相手に問題点を定期できるか
再現性が必要で、言語化できることは全部言語化する
会社を作って誰よりもドキュメントを作っているのですが、再現性があること・必要なことで
言語化できることは全て言語化しておくことが大切です。
経営者は先を見ること、未来を描くことが仕事、
プレイヤーでいること、マネジメントっぽいことをすることが大切な訳ではないです。
誰よりも未来とみて、戦略を緻密に立てること、成功確率をあげること。
それが率いる人の仕事です。新規事業をいきなり誰かに任せて放っておくというのは
成功しないマネジメントですよ。
再現性を作るために、ドキュメント化しておくこと、言語化しておくことが何よりも大切。
そして自分以外がそれを自分と同じクオリティでできるくらいまで言語化しておくことです。
これをあらゆる分野でやっておくことで、7−8割の人材はすぐにできます。
あとは経験するだけですから、楽ですよね。
何を成したいか、何を描くかが大切
経営していると色々なことが起こります。
その度に仲間とディスカッションしたり、自分と向き合ったり、都度対応しなければいけません。
何を大切にするかがないと、辞書的なものでそこに立ち戻ることができません。
そうするとどんどん軌道修正できなくなってしまいます。
「結局自分は何がしたかったのだろう」と考えるようになってしまうかもしれません。
些細な問題にも悩んでしまい、常に迷い続けることになってしまうでしょう。
1年半経営をしてきて、何よりも大切だと個人として考えるのは、「何を成したいのか、何を描くのか」
ここができていると非常にシンプルな意思決定になるなと感じています。
言い訳せずに自分と向き合う
自分が目指すものに対して、行動できていなければどこかに問題があるわけですよね。小さいことも自分がやってしまうようであれば、再現性のない事業を行う経営な訳ですし、ドキュメント化、権限委譲、雇用形態を考慮した採用方針、長期的な採用のロードマップ、事業計画と、言い訳せず自分と向き合って結局どうしたいのかが一番大切なのではないでしょうか。
規模の小さいことであれば、少数精鋭で良く、小回りが効く組織で良いですが、自分が何を成したいのか、
それによって大きく道が異なります。
小さい会社、個人事業主レベルの事業会社の場合
仲間がいない方が楽だ、人件費が浮くからと言ったような思考で経営をしていると自分が本気で問題に直面した時に一緒に解決してくれる人がいない。人をまず自分から信頼して、相手ととにかく向き合うこと。仲間ができなければ、変動リスクにあらゆる角度から対応することは難しいでしょう。
そして、その仲間も各々が自分の持ち場で自走することによって、一面しか見えないリスクに全方位的に向き合うことができます。よほど天才な経営者でない限り、ワンプロダクトで一気に数字を伸ばすということは難しいです。自分の強み、できること・仲間と向き合って、最適な経営をするほかありません。