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経営者として尊敬する永守さんの書籍。年明けから会社を大きくするポイントを2点に定めてインプットしている中での一冊のメモ。
永守重信とは
- 日本電産創業者
- 2021年6月に社長を退任
日本電産とは
- 世界に300社のグループ会社
- 従業員11万人超え
- 世界一の総合モーターメーカー
人について
- とにかく一番を目指せ
- あってはいけないのは負け犬になってはいけない
- うまくいかなかった理由を探し続けるばかりになってはいけない
- 戦わず負けている
- 負け犬根性で生きてはいけない
- 意識の差が違いを生み出す
- 明るい言葉を使えば、明るい未来がくる
- 価値のないことはビリでいい
- どうでもいいことに拘らない
- 最後は自分で作る
- 客観視するのも大事で、他人から学ぶことも大事
- だけど、自分で自分を振り返って改善することができればそれが一番いい
2017年に創業してから私も毎年自分で振り返っている。永守さんをリスペクトしてこれは今後も継続していく。
- 闘争心を糧にして努力するものが成長する
- 神前への誓いが新しい力を
- 月に一度の早朝参拝を実施している
- 神頼みはしない、神前に立って、その時々の決意を述べるだけ
- 心の機微を掴む
- 人は論理、理屈では割り切れない
- 理屈や正論では人は動かない
- 誉め方、然り方、注意の仕方どんな場面であっても心の機微を掴むことが大事
- これがうまくいかないと効果は望めない
- 叱ると褒めるを使い分ける
- 辞めたいと言われたときに、辞めていいと言わない
- 辞めないような環境、状況を用意して話を聞く
経営について
- 働く人の意識を変える
- M&Aでも過去そのようにしてきた
- 技術があるが経営不振の会社でも社長や社員を切ることはしない
- 元々技術がある会社だから人もいいはずである
- 「一番」が一人勝ちする時代
- 昔はマーケットシェアの6位くらいまでが生き残れた
- 現代は1位が6割くらいの利益、2位が3割、3位が収支トントン
- なので、1番を目指す必要ができてきてリウ
- 誠意品の寿命が極めて短くなってること
- 高度化する技術力の差がそのまま製品の格差として現れること
- 働いている一人一人の意識、考え方、働き方、行動の仕方にある
- 1番になるためには
- 真似ること
- しかし、真似るだけでは同等以下になる
- 稲盛和夫を尊敬していたがアメーバ経営ではなく、日本電産は独立採算制度を作って、各事業所の責任者がバランスとりながら全体最適を目指した
- 強みを生かし1番になれる場所を見つける
- どの分野で1番になるかも大事
- 自分の実力を正しく認識すること
- 通常20-30%は高く見積もりがちなのが人間
- すぐやる習慣が命運を分ける
- すぐやる、必ずやる、できるまでやる
- 赤字を出してはいけない
- 赤字が続くと銀行が入る
- 銀行が入ってきたら企業は終わり
- 足元悲観、将来楽観
- 調子がいいときにこのままで行こうと思わない
- 調子がときに次のこと、より良くなるためのことを考える
- 調子がいいときにこのままで行こうと思わない
- 人との関係は時間に比例
- 加点主義を貫く
- チャレンジを褒める、次のチャンスを作る
- トップ人材を叱る
- 周りが見ていて頑張ろうという気になる
- リーダーは千回言行
- 訴える力
- 繰り返して説いていく
- 困難な仕事を積極的に引き受ける
- 敵陣に切り込んでいくのがリーダー
- 失敗談と夢を語る人に人は惹かれる
- トップは自ら御用聞きになれ
- ホウレンソウができないのではなく、聞いて回る
- まとめて、やり方を教える。意識をあげる
- 報告してこない原因は自分にある可能性を考える
- 怒られるのではないか
- プライドが高そうで怖い
- 夢を語ってこそ、心で繋がる同志が集まる
- 人は損得ではない
- 金で集まった人は金でいなくなる
- 「現場・現物・現実」を見ることなく経営を語るな
- 机上の空論になるな
- 評論家になるな
- ケチではダメ、目指すところは始末屋
採用・育成について
- これだけは人に負けないものがある人を採用する
- これからはEQの高さが求められる
- 英語、雑談力、ディベート力
- 国際的な競争力になる
- 自信と気概を持たせることが大事
人生について
- 人生「7割が運」
- 運を呼び込むことが大事
- 常日頃より準備と努力を怠らず続けていること
- 努力の積み重ねのないところに運はやってこない
- 良い流れが来たときに即断即決ができるかどうか
- 「先憂後楽」の生き方をしていること
- 夢が大きいほど、やってくる苦難も大きい
- それに打ち勝った分だけ「成し遂げる力」をつけることができる