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最近Nintendo Switchにハマってしまっている。なぜハマってしまうのか自分でも気になったのでプロダクトについてメモする。
Switchをやる背景
社会人になってからゲームを封印してきた。理由は小さい頃からゲームが好きなので一度ゲームをやったらハマってしまうから。起業して4年半が経過し、会社が段々整ってきたので土日に少しずつ時間ができるようになってきた。なのでゲームを始めた。
余談だが、昔は地方のゲーム大会に出場して優勝したことがある。マリオカート、マリオテニス、大乱闘スマッシュブラザーズの3つを予選〜決勝までで行い勝ち上がっていかなければいけない大会だ。当然やり込みまくっていたので優勝して商品をゲットすることができた。ゲームから学んだことが沢山あり、そもそもゲームは大好きである。
脱線したので、Switchにハマるポイントを考える。
Switchにハマるポイント
- デバイスの良さ
- ソフトウェアの仕組み的な良さ
「デバイス×ソフトウェア」の良さがSwitchにハマる理由だと考える。
デバイスの良さ
- 簡単に持ち運びができる
- 昔のゲームボーイと同じ
- ベッドなどで寝ながらやることができる
- コントローラーを分割
- 前提、他のコンソールゲームにはこういった発想が今まで存在しなかった。
- デバイスの両脇にコントローラーがついていて、付属されているコントローラー(joycon)に移し替えると1台だけど2人で操作することができる
- 個人的にこれは革命だと思う。
- 理由はミニマルなデザインで機能性も担保されている神
- HDMIを活用し、ほかデスクトップへ接続
- PC、テレビなどへ接続することによって「自分でゲームに応じて画面サイズを調整できる」。これはこれまでの持ち運びが可能なゲームではできていなかったこと。
- 持ち運びができることと、ゲームを色々なシーンで楽しめるということを共存したプロダクトになっている
- 利用シーン
- 兄弟・姉妹、カップルなどでも楽しむことができる
- ここにソフトウェア的な良さが組み合わせされることによってゲームへの継続が増す
ソフトウェアの仕組み的なよさ
- 無料で始めることができるソフトが多い
- 無料の中で進めていく際に進めるスピードが遅くて課金する
- 子供がいる場合、大人が早く進めてくれると子供は嬉しい
- 子供が喜ぶので大人が課金する
- 結果、大人がゲームに触れる機会が増え、他のゲームもやることになる
- 課金すると早くゲームクリアしないと勿体無いのでゲームをやる
- コンコルド効果
- コミュニケーション要素が含まれる(ゲームによるが)
- 街を作る、一緒に戦いに出る
- これらによってコミュニケーションが発生するので、子供と大人であれば会話のきっかけになる
- 兄弟・姉妹、カップルであれば一緒に育成していく楽しさ、何かを育てるという体験ができる
- 日常生活にはない刺激、体験
- 定期的な無料ゲーム配信
- 上記してきてる通り、無料ゲームダウンロード→課金の導線が優れており、デバイスを共有しやすいことによってコミュニケーションが発生する。
- なので、定期的な無料ゲームの配信はSwitchへの粘着性と継続性を高めることになる
これらを細かく分解すると様々な仕掛けがあると思うが、一旦所感を列挙してみた。メイン画面からの情報設計、フレンドのログイン通知などコミュニケーションを促すような設計がなされていて楽しい。
任天堂すごい
結論、任天堂のゲームの進化が本当にすごい。
- 人のコミュニケーション
- 何が継続されるのか
- どういうデバイスなら欲しいと思うのか
これらを当たり前だけど熟知しているのでこのような設計になっている。Web・IT業界のプロダクト作りでも学んでいかなければいけないポイントがいくつもあって勉強になった。私もそのようなプロダクトを作っていきたいと思う。