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スマートフォンアプリ、サイトの開発運用をしている際のマネタイズに関するメモ。CTRやCPCなど重要な項目は多いが、結局最終的に重要なeCPMについてのまとめ記事を。

マネタイズを色々試した結果

どの広告が表示されるかがかなり重要になっているので、アドネットワークが良い。
アドセンスはパフォーマンスが確実に高くなる。
広告主の多さ、Googleのリタゲはかなりワークしている。他のアドネットワークだと広告がそもそも少ない場合があるので注意が必要。その上でどういうキーワードで、どういうコンテンツで、どういうユーザーインターフェースが重要かというのも勿論大事なのだけど。GoogleはUXをさげる広告配置を評価していないので気をつける必要がある。

結論からすると、現状ある程度システム化されたマネタイズを考えるのであれば、Google Adsenseが一番だろう。
nendなど他のプロダクトも試しているが、広告の豊富さが非常に重要で、CPC,CTRがゲーム以外のコンテンツだとあまり期待できない。リタゲの素晴らしさを実感できる。

ネイティブアドについて

昨今のネイティブアドブームもあるので、ネイティブアドも試してみた。
まだ、実験段階という所であるが、途中経過を共有。
有名所だと、Gunosyが提供しているGunosy Adとフリークアウト社とイグニス社が合弁で創ったMT.burnのネイティブアドなどではないだろうか。

ネイティブアドの広告主は現状だと、ゲームの会社、アプリインストール等が多く、ゲーム以外のアプリ・サービスのネイティブアドの親和性はかなり低い。ただ、単価の高い会社が現状アプリ・ゲーム会社だとするならば早期のネイティブアドでのマネタイズというのは厳しいのではないかというのが結論だ。

なので、自社でアドサーバーを持ち、ユーザーに最適化された広告と最適化された単価で提供しなければメディアのマネタイズは難しいだろう。アドセンスでも月に数千万PVあれば最高で200-300万円ほどに出来るので現状はそちらに流れるメディアが多そう。

ネイティブアドを記事内広告と広く定義するのであれば、アフィリエイト等、成果報酬単価の高い案件を自分でリストアップし、システムかする事によってマネタイズ出来てしまう。それをシステム化するのがアドテク企業なのだが、まだアメリカよりは進んでいないようだ。

参考資料

すぐにでも参考にしたい!儲かる「無料アプリ」は実践してる、11個の広告マネタイズ手法まとめ

有効インプレッション単価( eCPM )について: 第 2 回(全 2 回)

adsense フォーラム

eCPMの改善

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