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最近会社のアプリケーションと個人で作っているサイトでの実験でAbove-the-foldのコンテンツのサイズについて調べています。
例えばそれが15inchなのか13inchなのかはたまたimacなのか等実際最初に見えるコンテンツの幅というのは千差万別です。
その中でAbove-the-foldのコンテンツの更新性が低いという事でペナルティを受けるという話を聞いたので調べる&実験していますのでその結果を軽くメモしておきます。
そもそもAbove-the-foldのcontentはどのように計測しているのか
Above-the-fold = ファーストビューという事ですが、じゃあ一体どのデバイスから見た時の話なの?という事に成りますよね。
Googleがユーザーが見ているサイトとデバイスのサイズを全て調べて、アクセスが多いブラウザを特定して、その特定ブラウザのサイズで、自分のサイトに訪問した時に見えているサイズという事になってしまいます。
そんな事がありえるのか?何を基準にしてAbove-the-foldのcontentの更新性の低さがペナルティに繋がるとしているのかという事に興味があったので調べてみました。
Above-the-foldのページレイアウトについてのGoogleの見解
Google Updates Above the Fold Page Layout Algorithm
別ではファーストビューの広告とコンテンツの割合を測っているとの事。
記事から推測するに、広告や画像の比率が多く、更新されないコンテンツ(テキスト)が多いという事は良い評価には繋がらず、寧ろペナルティを受ける可能性が高いという事がわかります。
Google initially recommended using their Browser Size tool to see how much content vs. ads shows up above the fold.
However, that tool is being retired and replaced by the Browser-Size Analysis tool in Google Analytics.
Googleのanalytics専門のサイトでは下記のように書かれていて、図もあります。
結構前からですが、Google Analyticsでブラウザのサイズと結果を分析出来るようになりましたがそれについての記事。
ブラウザのサイズ選択も出来るのですが、これはGoogleがどのサイズで評価しているとかは関係なく、ユーザーが使っているブラウザをベースに分析出来ます。
つまり私が興味があった『Googleはどのブラウザのサイズを基準に評価しているか』という事ではなく、
自分のサイトにアクセスのあったサイズ・アクションから数値を計測し、評価しているようです。
http://analytics.blogspot.ca/2012/06/new-feature-conduct-browser-size.html
[行動]⇒[ページ解析]といけば確認出来ます。
例のサイトは離脱率高く・平均読み込み時間も遅いサイトなのですが…笑
ちなみに速度についてはAbove-the-foldの速度で速い方が評価が高いという事になっているので一読の価値はあります。
Reduce the size of the above-the-fold content
まとめ
Above-the-foldの速度やコンテンツについて研究・分析するという事はSEOだけにとどまらず、
速度が遅ければユーザーの離脱率は高まりますし、ECサイト等であればお問い合わせ、資料請求、売り上げ等のコンバージョンに関わってきます。
引き続きAbove-the-foldについて調べていきたいと思います。
※追記 2013/12/25
Above-the-foldにおける画像サイズの問題でインデックス消されていると思っていたのですが、top以外のページでもメイン画像があるのが可笑しいのではという仮説の元、『下層ページではHTMLごと』削除した所インデックスが8倍に復活しました。