読了: 約 3 分

どうもこんにちわ最近通勤とかの隙間にこれを読んでいます。

映画も見たんですが、2時間で語れるストーリーじゃないと思ってたので、
話題になってました今更読んでいます(笑)

メモ書き程度と感想をちょこちょこ追記する予定で書いていきます。

誰のポジションになりたいか?

これを読んでみても、見なくてもわかりますが、
今回本書を読んで思う事は会社においての役割分担の大切さです。

ハーバードの学生寮から生まれたフェイスブックですが、
学生が会社を創る上でどういった事をやっていったのか。
また、バッカーバーグの周りのパートナーはどういった人なのかを
良く考えて自分はどうなりたいのか決めておくと良いかもしれません。

サベリン

ビジネスに強くて、広告を取ったり資金を引っ張ってくる
役目なのか。しかし、学業とのバランスつまり自分の信念がなく
ブレていたため、フェイスブックから居なくなりました。

モスコヴィッツ

途中からなのに、ザッカーバーグの描く未来に魅せられフェイスブックを誰よりも愛して
サーバーなどのシステム周り・プログラミングを一から学び一緒にいるもの。

ショーンパーカー

表向きでは人付き合いなど人脈を駆使して
お金を引っ張ってきて、実は勉強家でマイスペースなどのソーシャルにも
精通していたという者。
本書を読む限りスケーリングする際に、ショーンなしではフェイスブックは
有り得ないと思う。

ピーターシーン

彼は途中でショーンとザッカーバーグが会うpaypalの創立者にして、
リンクトインやフレンドスターに投資していたエンジェル投資家だが、
元は金融界の人で設立2年のpaypalをイーベイが15億ドル日本円で今はだけど
1050億、当時は恐らく1400億位だったと思う。
彼の様に、金融界からスタートアップを作って、バイアウトし
ヘッジファンドを作ったり、投資をしているという変わった人だと思う。
結局フェイスブックの取締役に就任した人。

アーロンシッティング

本書の中ではあまり登場してこないが、ショーンの紹介の仕方だと
かなり天才。グラフィックデザイナーでプログラミングが書けるという。
初期のTシャツを作ったのも彼らしい。

この本には色々な人が登場するけど、誰もが天才みたい(笑)
みんな自分の出来る事・強みを自分で理解し、それに注力し
後は自分の想いの強さ、スピード、志なんだという事が分かった。

自分が何かの組織に属して、何かのプロジェクトをやっていくとしても
こういう所は常に意識していたいと思う。
まず、結果はどうなりたいのか、自分の得意な事はなんなのか。何なら勝てるのか。
勝つためにどうするかと下に落とし込んでいく事が大切だと改めて思った。

『~したいという事を実現するためにはお金がかかる』という言葉を耳にした事が
あるが、ザッカーバーグの信念は相当なものだと思う。
他人資本を初期の段階で入れる事を極力さけるために自費でサーバー費用も捻出し、
お金がないのに、サベリンの提案したお金のための広告掲載を却下したり乗り切ったことが
すごい。それもショーンという天才なのか厄介者なのか分からない人を
『齎す利益が大きい』と判断して、仲間に加えたザッカーバーグの洞察力と冷静さは
素晴らしいと思う。

ザッカーバーグは静かな人だと描かれているが、
冷静に物事を判断し、かつ人に対してビジョンを描ける人だ。
プレイヤーとしてもプログラミングも出来る。

このWebという業界は移り変わりが激しいからこそ、ザッカーバーグのように
大枠、自分の目指すべきビジョンを常に描きながら、ブレなく、圧倒的スピードで
こなす事が大切であり、またその様にしていかないと普通で終わるということだと思った。