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読了: 約 6 分

起業家とベンチャーキャピタリストによる「起業あと押しナイト」というイベントが3月24日にヒカリエのSupershipの会議室で行われるということで行ってまいりました。イベントに出られる方々とイベントの内容からかfacebookのイベントページでも人気で、追加のチケットを求める人が多くかなり期待が高かったのですが、大満足で自分の考えがクリアになりました。せっかくイベントに参加してメモ書きをしたので、残しておこうと思います。

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事前の質問事項にもあったのですが、起業したいのに起業しない人・できない人はどういう理由があるのか考えながら読んでいただけると良いかと思います。メモですので少々読みにくい部分があるかと思いますが、ご了承ください。

The First Penguinとは

「First Penguin」とは、群れの中で最初に海へ飛び込むペンギンのことです。最初に飛び込む=リスクをとることから、起業家を表現するときにも使われます。 このメディアでは、起業家たちの「生の声(体験)」を伝え、起業の参考になるような情報を発信します。

https://thefirstpenguin.jp/

今回のイベントの趣旨

起業したいけどできない人の後押しをしたい。
起業したいけどできない人の理由はほとんどにおいて、たいした理由じゃない。
➡️ その不安を解消していきたい。

登壇者の方々

エウレカ代表取締役CEO 赤坂優氏

グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー
高宮慎一氏

Supership 取締役
古川健介氏

第一部 データでみてみる 起業への壁

起業したいけど起業できない人は21%
日本政策金融公庫調べ

ネガティブバイアスについて
ネガティブな体験のほうが強烈に印象を残す
起業前の不安とかは実際の課題よりも大きく評価されている

起業しない理由
47%が自己資金の不足
十分な収入を得られそうにない
➡️お金の問題

実際は、
起業している55%の若者(35歳以下)が自己資金50万円以下で起業して始めている

自己資金が多い=売り上げがあがるわけではない

ベンチャーキャピタルという手段もある。
しかし、VCがこわいと考えられている。

外部の投資家が入っているということは、
何かリターンをしなければいけないという認識は持っておいた方が良い。

VCについて

高宮さん
何年でリターンしないといけないというVCの考えもあるので、
時と場合によってVCを利用してほしい。

赤坂さん
エウレカは2008年に作ったが、その頃は今ほどVCは盛んではなかった。
金融系VCなどの金融機関のVCは怖かった。
今は市場環境も変わっているので、考え方も変わってきているかもしれない。
実際に投資を入れてもらった人とかに聞いてVCを選んだ方が良いかもしれない。

自己資金は借りた100万円。国金で200万借りて、300万でスタート。
そのあと筑波銀行から500万円を借りた。
そのお金をみずほ銀行に預けにいくのに500万円をリュックに入れたので、
相当怖かった(笑)

なぜ起業をこわいと思うのか

高宮さん
メンタルバリアが大きいのではないかと考えている。今回のイベントもそうですし、ファーストペンギンでも起業家のポジショントークなしで書いているが、それがかなり大事だと思っている。

赤坂さん
お金に対して不安があって起業ができない方はお金に対しての考えが違うのではないだろうか。
金額以上にやりたいという気持ちが大切だと思う。お金に対してのハードルを下げられれば一歩踏み出せるのではないだろうか。

高宮さん
日本の社会は人のお金で失敗したら悪だという考え方が大きいのではないだろうか。シリコンバレーはそういう考え方が少なくて、投資家もこれで失敗したらしょうがないみたいな発想がある。

あとは日本ならではのぬるっと起業みたいなものがいいのではないだろうか。
古川さんのロケットスタート、楽天の田中さん、コロプラさんなどもそうで最初に受託や企業にいながらもサービスを始めてしまえばいいのではないだろうか。

VCが事業をすすめて、起業するパターンもある

クラウドワークスはCAVがおすすめして始めた。

スターフェスティバルは、エンジェルから弁当でも売ってろという話を聞いて、始めた。
今は300~400人いる。調達も40億程度行っている。

赤坂さん
知識のあるマーケット近辺から始めるのが良い。

高宮さん
アイデアの源泉はどうでもいい。が、なんで起業したいのかという思いは大切。起業したいから起業しますというのはあんまりよくない。起業するというのもHOWの一つだと思っていて、社会や何かをこう変えたいという内側からの強烈な精神が必要。

赤坂さん
ピボットするという会社もあると思うが、起業家は負けず嫌いだったり、絶対諦めないという人は最終的に成功すると思うが、それについて投資判断はどうやって考えているか。

高宮さん
かなりあると思う。強く動かされるモチベーションはかなり大事である。
ただ、ピボットはおしゃれな言葉になっているから勘違いしてはいけないと思っている。
軸足を残しながら、違う市場の方がいいなら良いと思う。

完全に違う市場になるなら、それはトラベリングになってしまうので、何か新しいことを始めるなら
一度リセットして、同じチームになることはあるかもしれないが、解散することは大事なのではないかと考えている。
日本は会社潰すのは悪だという考え方もあるが、プロジェクト的な感覚でやるのが良いのではないだろうか。

周りの起業家で前職の経験が生きている人はいますか?

高宮さん
BtoBなどの業界を知っていなければいけないというところでなければ、特に経験は必要ないのではないか。

赤坂さん
エンジェル投資をしている身としては、学生はプロダクトがないと不安が多い。
社会人だとしたら前職の重要度は高い。それだけの経験をしていれば絶対に大丈夫だという人には投資したい。

高宮さん
逆にいえばプロダクトさえあればいいということ?
ただ、インターネットサービスが埋まってきている中でAIやライフネット生命などのコアスキルが必要だと思うが、最初としては自分たちが戦えるスキルのある分野を選ぶのが大事ではないだろうか。

いろいろ問題はあったけど起業した人は何が問題だと感じていたのか?

起業した人は起業時に直面した「課題は特にない」という意見が一番多い。

赤坂さん
僕も特になかった。というのも課題しかないから。
最初のことを考えると、頑張るしかないんですよね。
ドリコムの内藤さんが「B DASH CAMP」でとあるスタートアップの方から「CFOをどうやって見つけて来たら良いのか」という質問されて、
「家計簿をつけている友達の母にでも頼めばいいのでは」と答えていて、秀逸だった。
XXが足りないっていうのはどうにかなる。勉強すれば自分でなんとかなるということもある。

採用していて感じることは、はみ出ることを不安に感じないことが大事。
中退とか起業して3年で辞めた人とかも採用で来るけど、むしろ格好いいという方が印象としてある。普通はなかなか中退をするという選択肢を取れないから、それを取った人は凄い。

世の中やらないやつがいかに多いか

赤坂さん
とある飲み会でとある経営者の方が言っていたのですが、
「やらない人がいるから僕らが儲けられている。やる人ばっかりだとこんなに稼げていないと思う」。
僕もそう考えている。

参加して感じた事

第二部の起業後押しナイトはSNSが共有NGでしたので、ブログに記載するのは避けますが、質問形式で事前に投げていた多くの質問に対して応えていただく時間となっていましたが、各々の課題に対して分かりやすく応えていただいていました。

マーケットをどうするかという選定の課題、現在動いている事業に対しての課題、その他今海外で受けているニッチな事業についての話、創業にメンバーに入れるべき人、など楽しく有意義な時間となりました。

最後に名刺交換をさせていただいた高宮さんありがとうございました。
自分の行おうとしている事業に対して、イードさんやじげんさんという個人的には非常に好みの会社に例えてお応えいただき、すっと飲み込めました。全体を通して自分がどのくらいのマーケットサイズの場所で戦っていきたいか、長期的にそこはどうなっていくのか仮説を元に、いかに早く飛び込んでいくのかが大事だと改めて考えさせられる機会でした。まさに「 The First Penguin 」ですね。個人的にはメディアで事業をやろうと考え始めた社会人1年目からの憧れの生けんすうさんの話を聞くことができて感動でした。

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折角クソど田舎から大海にやってきたので、飛んでやろう。Supershipのあるヒカリエ32Fから

イベント運営の皆様有意義なイベントを開催していただきまして、誠にありがとうございました。お疲れさまでした。

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